新人看護師は辛いよ💦
看護学生の時は、看護師としての
スタートラインに立てるように国家試験合格を目指します。
しかし、ゴールは国家試験ではなく、看護師として働いていく事です。
私は、そんなこんなで国家試験はクリアして
就職先も決まり公立病院で働く事になりました。
消化器内科病棟に配属され、初めての事ばかりで、怖い先輩ナース達のご指導を受けながらハラハラドキドキの毎日でした。
来る日も来る日も全ての事を全力で頑張りました。
しかし、自分にとって100パーセントの努力をして、1ミリの手抜きをしてつないつもりでも、知識や技術が十分ではなく、失敗や抜けている事が多く先輩看護師に怒られる毎日でした。
それはかなり厳しかったです。
今は、褒めて育てる時代ですが、
私が育った20年前は、本当に厳しく、ストレートに怒られ、時には怒鳴られこともありました。
看護師として働き始めて3カ月で7キロ痩せました。
昼食におにぎり1個が食べきれませんでした。家に帰って毎日毎日泣いていた時もありました。
自分は、看護師に向けていないと思ったこともありました。
32歳で新人看護師となりその世界で生きていく覚悟をしたので、後戻りはできない。
毎日毎日、勉強と仕事を出来る限り頑張りました。
長い長い1年が経ち私も2年目になると、
先輩看護師の目が次の新人に向けられます。
そうすると、悪い緊張感が抜け自分の看護に対する思いを表現できるようになってくるのです。
先輩に怒られないような看護から患者さんにとって何がいいのか考える看護ができ始めてくるのです。
そして、頑張っている姿を見てくれている先輩ナースが同僚としてみてくれるようになります。
自分の意見や考えを認めてくれるようになり、少しづつ成長している自分を感じることができ、自信を持てるようになります。
こういったことは、私だけでなく同期の友達をみてても、後輩ナースを見ていても同様であるように思います。
もし、これを読んでくれている新人ナースさんや心が折れそうなナースさんがいたら、自分だけが出来ていないわけじゃない。
最初から出来る人なんて1人もいない。
今、出来る事を精一杯やれば、やがて認めてくれる人がいます。
辛いことも多いけどみんなが通る道なので乗り込えて欲しいと思います。
きっと自分らしい看護ができる日が来ます。